Oregon450英語版用ファームウェアv5.90以降での日本語表示

久しぶりにハンディGPSの話題です。

ファームウェアのバージョンがv5.90になってから、
日本語が表示出来なくなっていたGarminのOregon450ですが、
いろいろと調べてみたら、対応策があることがわかりました。



自分の場合、ハンディGPSの本来の使い方は、
グライダーでの位置確認(今のところ5nmローカル)とトラックログ記録なので、
特に日本語でなければならないとか、最新の地図が欲しいといった要求はないので、
だいぶ前に台湾のサイトからダウンロードしたフリーの日本地図で充分です。

ただ、今まで日本語が表示出来ていたのがダメになった訳だし、
自分で設定したPOIは相変わらず、日本語として表示出来ているので、
なんとか日本語で表示させたいと思ってました。

それで、地名を「S-JIS」ではなく、「UTF-8」で書き込めればOKだろうと思い、
以前から試してました。

まず最初は、
1.MPファイルをテキストエディターで開いて、文字エンコードの種類を「UTF-8」に変更。
2.GPSMapEdit1.0のファイルエクスポートで、cGPSmapper経由でIMGに変換。
  でも、GPSMapEdit1.0ではコードページ「65001(UTF-8)」が扱えないせいか、NG。

次に、
1.同じく変更したMPファイルをmkgmapを使用して変換。
  これも、コードページに「65001」を指定すると、「65001」は非対応とのメッセージでNG。
2.コードページを「932」にして変換しても、まともに表示されず、NG。

こうした状況でいくつかトライするも、すべてNG。
とりあえず諦めてました。

でも最近、GPSMapEditが2.0になり、コードページ「65001」が対応したということと、
直接変換出来なくても、バイナリでコードページを修正すればOKとの情報を得ました。
早速試してみました。


[▽続き]

最初は、「mkgmap」を使用する場合。
1.オプションのコードページを「--code-page=932」、文字コードを「--charset=utf8」に指定して、
  IMGに変換する。

下のハードコピーが、「CloudMade downloads site」からダウンロードした、
沖縄のOSMを「mkgmap」でIMGに変換したデータを「GPSMapEdit」で表示させたもの。
那覇市周辺ですが、地名が文字化けしています。

131018osm-img変換 mkgmap変換後


この地図のプロパティを見ると、
コードページが「932 (ANSI/OEM-日本語 Shift-JIS)」になってます(赤い部分)。
文字コードは「欧州の(1バイト言語)」

131018osm-img変換 mkgmap変換後の地図プロパティ


2.このIMGファイルをバイナリエディタで開いて、
  「GARMIN LBL」と書かれた部分の「4A03」(932の16進数が034A)を、
  「E9FD」に変更(65001の16進数がFDE9)して、保存。

下のハードコピーが文字化けしたのと同じ部分を、表示させたもの。
正しい日本語になってます。

131018osm-img変換 バイナリ変換後


同じく地図のプロパティを見ると、
コードページが「65001(UTF-8)」に変わってます(赤い部分)。

131018osm-img変換 バイナリ変換後の地図プロパティ


ということで、mkgmapはコードページが「65001」に対応してないのでエラー終了し、
コードページを「932」として変換すると、実際には「UTF-8」で書き込んでいるものの、
「932」として処理する為、文字化けするということなんでしょう。

このファイルをOregon450に送って、表示させたのが下のハードコピーです。
正しく日本語で表示されてます。

実際には、mkgmapのオプションやスタイルファイルを調整しないと、
使い勝手が悪いとは思いますが、日本語表示に関してはOKだと思います。

後、今回はファイル容量の関係で沖縄県と群馬県だけやってますが、
日本全国の場合、どうなるかは不明です。

131018osm-img変換 Oregon450スクリーンショット



次に、「GPSMapEdit」を使った場合です。
1.OSMファイルをMPファイルに変換する。
  自分の場合は、「Martis」というソフトを使いました。
  だいぶ前にダウンロードしたんですが、今はダウンロードサイトが見当たりません。
  でも、OSMのサイトにOSMからMPに変換するソフトがあるみたいです。
2.変換したMPファイルを、テキストエディターで開いて、
  文字エンコードの種類を「UTF-8」に変更する(内容を維持してコードのみ変換)。
  つまりエディタ上で、文字化けしないでUTF-8になってる必要があります。
3.MPファイル内の「Codepage=1252」の部分を、「Codepage=65001」に変更して保存。
4.MPファイルを「GPSMapEdit」で開いて、地図のプロパティを表示。
5.文字コードが「極東の(マルチバイト文字)」に変わっている(赤い部分)ので、
  「欧州の(1バイト言語)」に変更して保存。

131018osm-img変換 gpsmapedit


6.ファイル-エクスポートで「ガーミンIMG/cgpsmapper.exe」を使用、IMGに変換。
7.「mkgmap」の場合と同様、バイナリでコードページを修正。
  今回はコードページが「1252」なので、「E404」を「E9FD」に変更します。
  (1252の16進数が04E4)


今回沖縄のデータを変換したら、別のエラーが出てNGでした。
「mkgmap」はMPファイルも扱えるので、こちらで変換するとOKでした。
ちなみに、群馬のデータは変換出来ました。
ですから、「GPSMapEdit」経由での変換は、自分専用に作成した地図の変換以外、
あまりメリットがありません。

下のハードコピーが、そのハードコピー。
地図の表示はだいぶ違ってますが、元は同じOSMファイルです。

131018osm-img変換 gpsmapedit-mkgmap


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[ 2013/10/18 21:34 ] ハンディGPS | TB(0) | CM(0)

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