デジカメで撮った動画の手振れ その4

以前から気になっていたメルカリで手ぶれ補正をした時に発生する「ゆらぎ」現象ですが、なかなか理由がわかりません。実際の現象は下の動画を見てください。「デジカメで撮った動画の手振れ その2」と同じ動画です。

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何でこんなふらつく様な動きになってしまうのだろう?いままで何回もメルカリを使って補正をしてきましたが、感じた事はありません。8mmで撮ったビデオ(「デジカメで撮った動画の手振れ その2」で紹介してます)も、前に持っていたCANONのIXY(このカメラはカメラ自体に手ぶれ補正機能が無かったので、編集時にメルカリで補正してました)でも見たことありません。今までアスペクトレシオが4:3だったのが、今回のカメラから16:9になっているので横幅が広く、左右の動きが強調されてしまうのかとも思いました。でも補正した動画の全てに「ゆらぎ」が出る訳ではありません。中には気にならないものもあります。違いは一体何なんでしょう。調べてもその様な現象に対して解説しているページは見当たりません。価格.comの記事ビデオスタビライザーで補正するとこういった現象が出ると言った記述はありましたが、そこでは「そういうものだ」というだけで、理由には触れていません。と言う事はメルカリ特有の現象ではなく、ビデオスタビライザー全般に言える現象となります。

そんな状態で調べてもわからないので、自分で実際にでテストしてみようと考えました。内容は手動でブレを補正してみるというものです。考え方は単純ですが、作業は大変です。EDIUSで手ぶれしている部分のフレームを何枚か出力して、それをフォトショップに取り込み、レイヤでまとめて各レイヤのずれを手作業で、移動、回転させて合わせるという作業です。理由として、以前8mmビデオを取り込んだ時に、テープが古くてノイズが入ってしまったんですが、そのノイズを消す方法として、前後のノイズの無いフレームを重ね合わせて、ノイズの部分だけ差し替えるという、めんどくさい事を経験しました。その時に前後のフレームは動いている物は別としてかなり合うという認識を持ちました。たぶんメルカリもフレーム単位で移動、回転させてブレを補正しているんだろうと思ってましたから、自分なりに考えたメルカリの補正作業と同様の作業をやってみたらどうなるかを確認したかったからです。

それで、まず上の動画でやってみました。
(それぞれの画像の上にカーソルを乗せて下さい。アニメーションします。)

ワット・アルン 補正なし
これは、単純に動画と同じで16枚(約0.5秒分)のフレームを並べてGIFアニメとして出力しているだけです。補正前の状態です。

ワット・アルン 位置補正
こちらは、移動、回転をかけて極力ブレを消してみました。やはり何か変です。上の塔と下の塀の動きが合っていない感じです。そもそも前後のフレームの位置を合わせるのが大変でした。ある部分を合わせると他が合わなくなってしまいます。
 
ワット・アルン 位置補正移動あり
これは、ブレを消した後で、逆に少しずつ横に動かしています。元々が歩きながら撮ったので、一番上の動画を再現したつもりです。フレーム数が少ないので、はっきりとはわかりませんが少しゆらゆら感が出ているように見えます。


次に、「ゆらぎ」の出ていない動画でテストしてみます。

王宮 補正なし 
こちらは王宮で撮った動画で、8枚のフレームを並べています。同じく補正前の状態です。

王宮 位置補正
これは、フレームを移動、回転して位置ずれを修正したGIFです。一見するとアニメーションしていないかの様ですが、スプリンクラーと人が動いているのがわかります。これは実際の動画でもメルカリできれいに補正されています。ワット・アルンの場合と比べると違いがよくわかります。


実際に、こうして自分で手作業で補正してみると、メルカリが補正した事で「ゆらぎ」が発生した訳ではなく、素材そのものに「歪」があるのではと思われます。それも全部にではなく一部にです。いろいろ想像するとズームの違いから来るのではないかという気がします。上の2例や、他のいくつかの場面を考えると、おかしくなるのは近くを撮っている時が多く、遠くを撮っている場合は少ない、そんな感じがしますから。
それで思い出すのがワイド端での歪です。価格.comでもワイド端での歪の話題が結構ありました。昔持っていたSONYの8mmビデオは古すぎて、仕様はわかりませんが、CANON IXY60の仕様を見ると、焦点距離は35-105mmでした。今使っているPanasonic DMC-FS10は焦点距離が28-140mmです。この差ではないでしょうか。それでなくても近くを撮る場合は少しずれただけでも見え方は変わってきますから…。
タイで撮った動画はどのズーム位置で撮ったか、もうわかりませんから、あらためてテストしてみます。

近くの桜をワイド端と少しズームした状態で撮影し、比較してみました。手ぶれを強調する為に、カメラ側の手ぶれ補正をOFFにしています。さらに、片手で撮って、反対側の手で少し叩いてます。

桜(ワイド端) 位置補正
ワイド端で撮影した動画を上と同様に手動で手ぶれ補正しています。15枚のフレームを並べています。やはり左右がかなりゆらゆらしてます。

桜(ズーム) 位置補正
こちらは少しズームして撮影し、補正しています。8枚のフレームです。ゆらゆらはほとんど見られません。


以上から、やはり「ゆらぎ」は撮影した動画に含まれていて、ビデオスタビライザーはその補正まではしてくれない(少なくとも、私が使っている程度の安いソフトでは)という事がわかりました。後、速い動きによる同一フレーム内のブレもだめです。修正はしてくれません。したがって、

 1.極力ハード側(カメラやビデオ)で光学的に手振れを補正する。
 2.どうしても手ぶれが出そうな状態で撮影する場合は、なるべくワイド端ではなく、少しズームして撮る。
   (ズームの度合いはカメラの仕様により異なります)

当たり前のような結論になってしまいましましたが、これからはこれを踏まえてデジカメでビデオを撮りたいと思います。でもやっぱり新しいカメラがいいですよねぇ… 。PanasonicのDMC-TZ30あたりが、コンパクトで、フルハイビジョン、手振れ補正も強くなって、値段もそこそこ、よさそうです。
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[ 2012/04/14 23:07 ] デジタルカメラ | TB(1) | CM(0)

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まとめteみた.【デジカメで撮った動画の手振れ その4】

以前から気になっていたメルカリで手ぶれ補正をした時に発生する「ゆらぎ」現象ですが、なかなか理由が?いままで何回もメルカリを使って補正をしてきましたが、感じた事はありませ...
[2012/04/14 23:20] URL まとめwoネタ速suru