SONY ウェアラブルカメラHDR-AS30V USB給電しながらの録画 -続き-

SONYウェアラブルカメラHDR-AS30Vで撮った動画ですが、HDR-AS30VのGPSデータはGARMINのハンディGPS OREGON450のデータと比較すると精度が悪いというのは4月23日のエントリーで書いたとおりです。
その時に、精度のいいOREGON450のGPSデータをHDR-AS30Vのデータと交換できるのではないかと考えていたので、今回試してみました。

まず、OREGON450のGPSデータをNMEA形式に変換しなくてはいけないのですが、意外とこれをやってくれるソフトがありません。「カシミール」でもNMEAを取り込むことが簡単に出来たので、出力もあるだろうと思ってたんですがダメでした。
いろいろ探しまわった挙句見つかったのが「GPSBabel」というソフト。
このソフトはいろんな種類の入出力フォーマットに対応してるのが特徴です。

自分の場合OREGON450のGPSデータは「カシミール」に取り込んで、余分なデータ(離陸前の部分と着陸後の部分)を削除したり、間引いたりしてから保存してますが、この時データを「GPX」形式で出力します。

この「GPX」形式のファイルを「GPSBabel」で「NMEA」形式に変換するんですが、
『Input』設定では「File」にチェックを入れ、「Format」は「GPX XML」を指定します。
「File Name」にはカシミールで出力したGPXファイル(今回は140524.gpx)をフルパスで指定します。
『Output』設定では同じく「File」にチェックを入れ、「Format」は「NMEA 0183 sentences」を指定します。
「File Name」では入力ファイルと同じフォルダに同名で拡張子のみ「nmea」としています。
その他のオプション類はよくわからないので特に指定(変更)してません。

140530GPSBabel GPSデータ変換画面


この状態で「OK」ボタンを押すと、変換が完了します。


[▽続き]

「GPSBabel」の入出力フォーマットの一例です。
スクロールバーの大きさから種類の多さがわかると思います。「Google earth」や「Google Map」にも対応しています。

140530GPSBabel GPSデータ変換画面 入力フォーマット

140530GPSBabel GPSデータ変換画面 出力フォーマット


「GPSBabel」で変換した「NMEA」形式のGPSデータのリストです。
上から2行分のデータ読むと
3時57分59秒(UTC)、北緯36°16.198’、東経139°37.804’、2014年5月24日
3時57分59秒(UTC)、北緯36°16.198’、東経139°37.804’、高度34.26m
ということになるらしい(高度についてはジオイド高を考慮しなくてはいけないようですが)。
ということで、このGPSデータには時間と緯度、経度、高度が含まれていることになります。

140530GPSBabel GPXからNMEAへの変換後データ


こちらはSONY HDR-AS30VのGPSデータ(LOG)です。
最初の2行にヘッダーらしきものと、速度が68.76Knotと入っている代わりに高度が抜けてます。
時間は離陸前の「RECボタン」がうまく押せてなくて、曳航中からの録画になってるので4時0分35秒からになってます。
時間についてはきれいに1秒毎になっていて、$GPGGAから始まってるのが違いです。

140530HDR-AS30V オリジナルLOGファイルの内容


両者の違いによりどういう影響があるのかわかりませんが、HDR-AS30Vの3行目から下をOREGON450のNMEAデータに差し替えて保存します。
「14052400.LOG」が差し替えたデータ、「14052400.LOG.org」がオリジナルデータです。

140530HDR-AS30V 変換NMEAデータをLOGに変更


撮影データは4GB毎に分割されているので、以下のように3つあります。「LOG」データは1つなのでヘッダーはMP4の分割位置毎に計3ヶ所にありますから、実際のデータの差し替えは3ヶ所に分けています。

140530HDR-AS30V 撮影データ


これを「PlayMemories Home」で読み込んでみますが、データは読み込めてはいるもののエラーが表示されて落ちてしまいます。GPSデータが保存されている「MOFF」ファイルを見ると何故か差し替えしてないオリジナルの「LOG」ファイルと同じ内容。差し替えた方の情報が読めないだけならわかりますが、「MOFF」ファイルは普通に出来てるという不思議さ。
今回のやり方ではGPSデータの差し替えはNGだということだけはわかりました。

ということで最初に戻してMP4データを読み込み、結合してUSB給電しながら撮影(STDモードにて)した合計9.92GB、再生時間3時間52分1秒のGPSデータ付きのMP4ファイルが出来ました。

ただこれを時間や速度情報がついたマルチビュー動画にするとえらく大変です。
作成(変換)時間が約9時間(HP Z420にて)、サイズは24.0GB(1920x1080のため)になってしまいました。
最終的にはここから必要な部分だけをカット編集する訳ですが、最初からカットすると「Total Time」「Duration Time」「GPSログ表示」等の情報はおかしくなってしまうので、はずせません。
USB給電をしながら撮影するということは長時間撮影することになるので、このデータ量と時間はたまりません。
前にも書きましたが、せめてオリジナル解像度でマルチビューが作成出来るといいんですけど

最終的に編集した動画です。
六本木ヒルズのVIP送迎ヘリの無線が混信してきたり、熱中症予防に積み込んだペットボトルの水を飲むのが意外と辛かったりと、長時間飛ぶといろんな経験をするものです。(ちなみに高度は真ん中の計器に表示されてます。1周で1,000m、1目盛100m)




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[ 2014/06/04 21:23 ] デジタルカメラ | TB(0) | CM(0)

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