Panasonic デジタルカメラ ルミックス DMC-TZ30 レビュー その1 写真編

4月29日。休みになったし、晴れた日に新しいカメラ使ってみたかったし、趣味のグライダーにも乗りたかったし、ファームウェアを最新にしたOregon450がどう変わったかも知りたかったし、で、全部持って出かけてきました。もうこの2つはどこ行く時も必ず持っていく、お出かけセットですね。

GPSについては別の機会として、今回はカメラについてレビューします。レビューとは言ってますが、評論家ではないので、全ての機能を順番に系統だてて評価している訳ではありません。あくまで自分の普段使いで感じたままを写真と動画について感想を述べているに過ぎません。したがって、今回気になったことや、忘れたことはまた次回(ないかも)になります。とりあえず題名も「その1」としておきました。

まず、GPSについてです。
GPSの測位をON、アシスト情報を更新していたにもかかわらす、蒲田の写真には位置情報が入っていませんでした。それで朝出かける前に、電源を入れてしばらく待つと、2分くらいでしょうか、地名が出てきました。結構時間がかかりましたが、これでいいと思って出かけました。

滑空場について、とりあえず何枚か写真を撮ってみようとしたら、電源のスライドスイッチがONになっています。どうやらしまう時にOFFにするのを忘れたようです。でもECOモードの設定を2分にしてあったので、自動的にOFFにしてくれたみたいです。この機能は忘れっぽい私にはありがたい配慮です。

肝心のGPSですが、情報を見ても朝の自宅付近のままです。そのうち変わるだろうと、電源をONにしたまま待ちましたが、一向に変わりません。おかしいと思ってモニターのGPSマークをタッチして、強制的に「測位更新」を実行しましたが、黄色のマークが点滅しているだけで、地名は変わりません。いらいらして一旦キャンセルし、他の方法を探したのですがありません。結局、「測位更新」を再度実行し、2~3分してやっと「栃木市」に地名が変わりました(時間は感覚です。正確ではありません)。

そうこうしている内にバッテリーの残量表示がひとつ減って2になってしまいました。これにはちょっとびっくりです。昨晩満充電して、GPS測位はON、朝GPSの確認を少々、電源の切り忘れもありましたが、それにしても減るの早くない?って感じです。GPSの設定はONかOFFで、ONの場合は電源を切っていても定期的に測位し(一定時間が経過すると、測位を停止)、OFFの場合はGPS機能そのものがOFFになると、取説には書いてあります。一定時間がどの程度かは知りませんが、GPS機能そのものはONで電源がOFFになっている場合には測位しない、というモードがあってもよさそうなんですが、それはないようです。
取説にはその他にも気になる注意事項が書いてあります。
 1.GPS設定をOFFしていた場合、ONにしても測位に時間がかかる。
 2.バッテリー残量が1になった場合は測位を中断する。

ということは、バッテリー節約の為GPS機能をOFFにしたら、測位するまでにバッテリーを消費するし、残りが1になったら測位しないというのは、この機能がバッテリーをかなり消費するということですから、バッテリーのことを考えるとGPS機能については、あまり使えないと思ったほうがよさそうです。


次に写真について感じたことを書きます。
モーターグライダー(スーパーディモナ)を望遠で撮ってみました。撮影モードは絞り優先です。とはいってもダイヤルを「A」に合わせただけで、ほかはいじってません。オリジナルのサイズはW4320×H3240(4:3 14M)です。
2012.4.29 板倉滑空場 JA2845
撮影条件 撮影モード               絞り優先AE
       シャッタースピード          1/500
       絞り値                  F6.4
       測光モード               マルチ測光
       ISO感度                 ISO100
       35mm換算レンズ焦点距離     480mm
       フォーカスモード            AF
       AFエリア                一点

少し気になって、拡大してみました。ドットbyドットで表示してみます。翼部分や全体に凸凹が見られるのと、やや絵がのっぺりしているように感じます。
2012.4.29 板倉滑空場 JA2845拡大


ラインナップ中のグライダー(Twin Ⅲ)です。
2012.4.29 板倉滑空場 JA2442ラインナップ
撮影条件 撮影モード               絞り優先AE
       シャッタースピード          1/640
       絞り値                  F5.4
       測光モード               マルチ測光
       ISO感度                 ISO100
       35mm換算レンズ焦点距離     129mm
       フォーカスモード            AF
       AFエリア                一点


待機中の曳航機(ハスキー)。ここから地名情報が入ってますが、まだ自宅のままです。
2012.4.29 板倉滑空場 JA4171
撮影条件 撮影モード               絞り優先AE
       シャッタースピード          1/800
       絞り値                  F5.9
       測光モード               マルチ測光
       ISO感度                 ISO100
       35mm換算レンズ焦点距離     289mm
       フォーカスモード            AF
       AFエリア                一点
       地名情報                自宅
       緯度                   北緯 ??度 ??分 ??秒
       軽度                   東経 ??度 ??分 ??秒
       
拡大して、ドットbyドットで表示してみます。こちらは機名もはっきりしています。
2012.4.29 板倉滑空場 JA4171拡大


TZ30の映像素子がCMOSなので、前から興味のあったローリングシャッター現象確認用として、曳航機のプロペラを撮ってみました。この写真を見ると確かにプロペラが少し曲がって見えます。でも違和感がある訳ではありません。逆にブンブン回っているイメージがします。漫画とかでもこんな表現ではなかったでしょうか。GPSがやっと現在地を認識して、表示してくれました。
2012.4.29 板倉滑空場 JA4171プロペラ ローリングシャッター現象
撮影条件 撮影モード               動画撮影
       シャッタースピード          1/320
       絞り値                  F7.1
       測光モード               マルチ測光
       ISO感度                 ISO100
       35mm換算レンズ焦点距離     425mm
       フォーカスモード            AF
       AFエリア                一点
       地名情報                栃木県栃木市
       緯度                   北緯 36度 16分 5.62秒
       軽度                   東経 139度 37分 23.59秒

この写真は、撮影モードが「動画撮影」となってます。オリジナルのサイズはW2560×H1440(16:9 3.5M)ですが、プロペラ部を切取ってます。自分でも気がついていませんでしたが、動画撮影中にシャッターボタンを押したようです。動画撮影中にこれくらいの写真が撮れれば、充分だと思います。


タクシーバック中の曳航機です。撮影条件は上と全く同じ。順番的にはこちらが先です。プロペラは真っ直ぐ伸びています。少なくともTZ30ではローリングシャッター現象はそれ程気にしなくてもいいということでしょうか。
2012.4.29 板倉滑空場 JA4171タクシーバック
撮影条件 撮影モード               動画撮影
       シャッタースピード          1/320
       絞り値                  F7.1
       測光モード               マルチ測光
       ISO感度                 ISO100
       35mm換算レンズ焦点距離     425mm
       フォーカスモード            AF
       AFエリア                一点
       地名情報                栃木県栃木市
       緯度                   北緯 36度 16分 5.62秒
       軽度                   東経 139度 37分 23.59秒



ダウンウィンド中のグライダー(Twin Ⅱ)。前のカメラDMC-FS10の望遠(5倍)では米粒ほどにしかならず、撮れませんでした。
2012.4.29 板倉滑空場 JA2284ダウンウィンド
撮影条件 撮影モード               絞り優先AE
       シャッタースピード          1/1000
       絞り値                  F6.4
       測光モード               マルチ測光
       ISO感度                 ISO100
       35mm換算レンズ焦点距離     480mm
       フォーカスモード            AF
       AFエリア                一点
       地名情報                栃木県栃木市
       緯度                   北緯 36度 16分 10.89秒
       軽度                   東経 139度 37分 51.65秒

拡大して、ドットbyドットで表示してみます。ぼけていて、機体番号まではわかりませんが、機種を認識することは可能です。これは私にとってすごいことです。20倍ズームのおかげです。
2012.4.29 板倉滑空場 JA2284ダウンウィンド 拡大


続いて、グライダーのファイナルアプローチです。これでも100km/hくらいは出ていますが、ぶれはほとんどありません。GPS情報がなくなってしまいました。
2012.4.29 板倉滑空場 JA58HD着陸直前
撮影条件 撮影モード               風景/i風景(iA)
       シャッタースピード          1/800
       絞り値                  F5.4
       測光モード               マルチ測光
       ISO感度                 ISO100
       35mm換算レンズ焦点距離     137mm
       フォーカスモード            AF
       AFエリア                オート
       GPS情報                なし


ここで少し別な被写体を撮ってみました。周りに咲いていた花です。マクロで撮影しています。オリジナルのサイズはW4320×H2880(3:2 12.5M)です。同じくらいの画素数で4:3、3:2、16:9、1:1から選択出来ます。これもいいですね。
2012.4.29 板倉滑空場 花マクロ1
撮影条件 撮影モード               絞り優先AE
       シャッタースピード          1/1300
       絞り値                  F3.3
       測光モード               マルチ測光
       ISO感度                 ISO100
       35mm換算レンズ焦点距離     25mm
       デジタルズーム倍率         3.00
       フォーカスモード            AF
       AFエリア                一点

マクロには、AFマクロとズームマクロがありますが、たぶんズームマクロで撮ったと思います。それでデジタルズーム倍率が3.00になっているのだと思います。説明によれば、ズームマクロはAFマクロよりさらに拡大して撮れるとなっています。
2012.4.29 板倉滑空場 花マクロ2
撮影条件 撮影モード               絞り優先AE
       シャッタースピード          1/1300
       絞り値                  F3.3
       測光モード               マルチ測光
       ISO感度                 ISO100
       35mm換算レンズ焦点距離     25mm
       デジタルズーム倍率         3.00
       フォーカスモード            AF
       AFエリア                一点

拡大して、ドットbyドットで表示してみます。
2012.4.29 板倉 花マクロ拡大


最後に、ワイド端とテレ端での見え方をピストのワンボックスカーで比較してみます。まずワイド端から。ピストは4本立っている送電線の鉄塔の右から2番目の下です。全くわからないくらい小さいです。
2012.4.29 板倉滑空場 ピスト ワイド端
撮影条件 撮影モード               プログラムAE
       シャッタースピード          1/1000
       絞り値                  F4
       測光モード               マルチ測光
       ISO感度                 ISO100
       35mm換算レンズ焦点距離     25mm
       フォーカスモード            AF
       AFエリア                一点


次にテレ端。吹流しや人間まで、はっきりとわかります。20倍ズームはすごいですね。
2012.4.29 板倉滑空場 ピスト テレ端
撮影条件 撮影モード               プログラムAE
       シャッタースピード          1/200
       絞り値                  F6.4
       測光モード               マルチ測光
       ISO感度                 ISO100
       35mm換算レンズ焦点距離     500mm
       フォーカスモード            AF
       AFエリア                一点


写真の手振れ補正は、かなりいいレベルだと思います。しっかり両手で保持していれば、テレ端で撮っても手ぶれはほとんどありませんし、早く動く被写体でもピントは合っていました。ちなみに手ぶれ補正の設定はONかOFFだけです。

ローリングシャッター現象にしても、今回撮影した写真に限っては、特に違和感があるものはありませんでした。スミアがない分、前のDMC-FS10よりいいと思います。スミアについては今回テストしなかったので、次回テストしてみます。

液晶画面の表示も前のDMC-FS10よりはだいぶいいです。前のはこういった晴れた野外では全くといっていい程、液晶画面が見えません。飛んでる機体を撮ろうとしても、思うように捕捉出来ないし、一度捕捉しても見えないので、またはずしてしまい、シャッターチャンスを逃がしてしまう事がほとんどでした。TZ30についてはサングラスをはずせば何とか見えるといったレベルですが、捕捉し続けることは可能です。ちなみに液晶モードは周囲の明るさに対応する「オートパワーLCD」に設定しています。他には常に明るい「パワーLCD」とアシストしない「OFF」があります。

バッテリーは朝のこととか、ズームを調整したりとありましたが、持ちはあまりよくないかも知れません。途中でGPS情報がなくなったのは、バッテリー残量が1になってしまった為です。帰ってからデータをパソコンに取り込んだり、撮影時の情報を見ていたら、残り0のワーニングが出てしまいました。USBでパソコンと接続していて給電はされていても、バッテリーには充電されないので、ワーニングが出たのだと思います。ただバッテリーの持ちは、GPS機能をOFFにして何回か確認しないと判断出来ません。

ズームレバーはイン、アウトのスピードが速く、ちょっと変えたい場合でもいき過ぎてしまう場合が多々ありました。スピードが一定のようで、「チョン」と押しただけでもかなり変化してしまうので、ズームイン、アウトを何回か繰り返して意図した位置にする必要があります。20倍ズームの為でしょうが。ズームスピードが可変だといいのですが… 。

GPSの位置情報をカメラ本体に表示することは出来ますが、付属ソフトでパソコン上に表示するものは付属していません。パソコンに表示させて残せれば、まとめるのに便利だと思うのですが… 。せめてスクリーンキャプチャ出来れば、いいのですが… 。本体に表示する場合も、拡大縮小はタッチで出来るので便利なんですが、必ず中心は東京都庁になってます。撮影された場所は関係ありません。取説には撮影地付近の地図が表示されるとなっているんですが… 。ですからまず表示させたい場所を中心にしてから拡大しないといけません。その場合も画面をタッチして移動させることが出来るので便利ではありますが… 。が… ばっかりですが、こう考えるとOregonのスクリーンキャプチャは画期的ですよね。パナソニックに提案しようかなぁ。ファーム変更して出来ないのかなぁ。
今回は携帯で撮りました。


撮影した写真のGPS位置情報をTZ30の液晶画面に表示した状態。
DMC-TZ30 地図表示画面


今回写真についてレビューしましたが、写真についてはほぼ満足です。長くなったので、動画については次回にします。動画については自分の撮影テクニックが低いので、カメラ側に補って貰いたい部分が多く、まだ満足出来るレベルではありません。その辺は次回に… 。

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[ 2012/04/30 21:11 ] デジタルカメラ | TB(0) | CM(0)

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