VWのディーゼル車排ガス規制違反

フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車がアメリカの排ガス規制に違反しているというニュースが話題になっている。

その違反というのは排ガスの規制値をクリアしているかどうかを測定する試験を受けてる時だけ、触媒その他の機能を最大限活用してパスさせ、通常走行時には走行性能や触媒の耐久性を優先させて、その分排ガスは規制値を超えてるという内容。

さらにそれを車載コンピューターにプログラムしてあるというのだから驚き。
対象車は世界全体で1,100万台にも及ぶと言われ車種としても何車種にもなる訳で、それらにプログラムに組み込んであるということは末端の技術者だけで出来る訳ではなく、会社ぐるみの意図的な仕業ということになる。

そして、通常の走行時には基準の最大40倍の窒素酸化物を排出してるそうで、これは技術者としても相当ひどい話。
普通なら規制値に届かないにしてもある程度近いところまではきていていいはずで、僅かに足りない部分をごまかすというのならわかる気もするが、あまりにもひどい。

こうなった経緯としてはアメリカの排ガス規制は日本の2倍厳しいらしく、おまけにアメリカで販売されている軽油には一部に品質の悪いものもあるようで、これらがより排ガス対策を難しくしてるようで、これらに対処する為のよう。
アメリカもディーゼル車に厳しい規制をかけるのであれば軽油の品質についてもしっかり規制すべきである。
自分も以前乗っていたテラノ(19年間使用)はディーゼル車で、昔は低硫黄軽油が特別に販売されて自分も使ったこともあったが、今では日本の全ての軽油が低硫黄軽油に切り替わっている。

いずれにしてもアメリカで走ってる全メーカーのディーゼル車が基準をクリアしてない訳でもなく、また何かしらの不正をしてるのでもない訳で、VWのこうしたやり方には疑問が残る。

日本でもディーゼル車の排ガスが問題になり、しばらくの間人気もなくなり販売される車も少なくなっていた。
でもここに来てマツダのクリーンディーゼル(自分もPHEV以外の候補としてCX5を検討していた)などにより人気が復活してきたばかりだし、そもそもヨーロッパではHVよりもディーゼルが中心でその分排ガス対策に対する研究も進んでいたのではなかったのか。

こうしたごまかしはいつかはばれるもので、以前三菱自動車もリコール隠しなどでユーザーの信頼を失ったことがある。
VWは世界的にみても巨大な企業であり、VWは信頼を失うのは間違いないだろうし、その影響はVW1社にとどまらず計り知れないくらい大きいものとなってしまいそう。

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[ 2015/09/25 21:23 ] | TB(0) | CM(0)

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