1月からCADmeisterの運用開始 -3次元CADをCADCEUSから変更-

CADKEELでは今までWindows7でCADCEUSを運用して来ましたが、客先がCADmeisterをメインのCADシステムとしているところが多く、バージョンが上がるにつれ段々不具合が出るようになってきました。

どちらも日本ユニシス・エクセリューションズ(株)の3次元CADシステムですが、CADCEUSはCADmeisterの旧バージョンの位置づけになります。
元々のCADCEUSでは要素の表現が3次のBezierだったのが、CADmeiserでは5次のNURBSとなりデータ授受用中間ファイルのCFIOの互換性がなくなりつつあるのが主な要因です。CADmeisterの最新バージョンV10.0のCFIOファイルを取り込んで作業してると、異常に時間がかかったり、突然フリーズしたりシステムダウンしてしまうこともしばしば。

それにCADCEUSは32ビットのシングルタスクなので64ビット用のCPUやメモリ、OSの恩恵が受けられません。
CPUが8コアあってもその内の1つしか使えませんし、メモリも全部は使えません(確か最大4GB)。

システムダウンすればCADを再起動しなければなりませんし、コマンドの実行に時間がかかってる時は単に時間がかかってるだけなのか、それともフリーズしてしまったのか、時間がかかってるだけとしたら何時頃完了するのか全くわかりません。
フリーズしてる場合は強制終了して再起動しなければなりませんし、その際データが壊れない保障もありません。
仕事をするのに予想以上の時間がかかってしまうし、先が読めないのでストレスも溜まります。

そこで、CADCEUS(既にサポートも終了しているCADです)を諦めて、昨年末にCADmeisterを導入することにしました。

ユニシスからCADmeisterのライセンスが来たのが昨年12月の半ば過ぎ。
とは言っても、年末は仕事が忙しくインストールしたり、セッティングしたりする時間は取れません。

ということで、初仕事がCADmeisterのインストールとなりました。


[▽続き]

CADをインストールするのは簡単ですが、セッティングが大変。
CADKEELの場合CADCEUS用にカスタムコマンドを作成してるので(一部ホームページにて公開)それをメニュー化したり、カスタムコマンド自体の動作確認をしたりといろいろあります。
それにCADmeisterがCADCEUSを基本にしてるとは言ってもかなり違いもあるので、わからないことも多くあります。

実際カスタムコマンドを実行すると「パッケージ記述がない」とのエラーメッセージが出て使用出来ません。
パッケージ記述とはコマンドをマクロで使う時の書式なのですが、カスタムコマンドをさらにマクロで使用することはないので、記述はしていません。それでもバージョンV7.1までは問題なく動いていたのに今回のV10.0ではダメみたいです。

と言うことで急遽全てのコマンドに「パッケージ記述」を入れて再コンパイル、リンクをしました。
どうも内容に間違いがあっても、マクロで使わない限りエラーは出ないようです。
で時間がもったいないので、めんどくさいコマンド(選択肢が多いコマンド)の場合はダミーの記述で済ませました。
ホームページに掲載しているコマンドもV10.0では動かないはずなので、後で差し替えるつもりです。


上がCADmeisterで下がCADCEUSの画面です。
車の金型用データを表示させる訳にはいかないので、以前作成したドラゴンを表示させてます。

当然ですがアイコンの位置、形状がだいぶ違ってます。
なので使いたいコマンドがどこにあるのかわからないものもあります。
これは慣れるしかありません。

それにオリジナルメニューの中には使用しないコマンドも多くあるので、
CADCEUSでは使いたいメニューだけピックアップして新しくメニュー化してたので、
CADKEEL用はCADCEUSのオリジナルともメニュー配置が異なってます。

CADmeisterでは使用しないコマンドをオプションで非表示に出来るので、
メニュー化したのはCADKEELオリジナルコマンドだけです。

データの表示についてはCADmeisterではアンチエイリアスがうまい具合に出来るようになったので、
ワイヤーフレームの表示がCADCEUSと比べて滑らかになりました。
ただこれの設定も以前とは違っていて、最初はパラメータをいくら変更してもうまくいかず、
最終的にはユニシスに聞きました。

160120CADmeisterの画面

160120CADCEUSの画面


顔の部分の拡大(ピクセル等倍)です。
上がCADmeister、下がCADCEUS。
ワイヤーの表示の違いがわかると思います。
これだとハードコピー撮ってもきれいに見えます。

160120CADmeisterの画面 部分拡大

160120CADCEUSの画面 部分拡大


ここまで来るのに4~5日を要してしまいましたが、まだ完全ではありません。
でも実務で運用しています。数点モデリングもしました。
CADmeisterが使いやすいCADかどうかは別として、安心して使えるというのは実に快適です。

とは言っても、パラメトリックから非パラメトリックに途中で変更したら(パラメトリックだと面のアントリムが出来ないので)、
データの上書きセーブが出来ずに半日分前に戻ってしまったり、システムダウンを1回だけ(今のところ)したこともあります。

データベースもCADCEUSとは大幅に変更されてるので、運用方法も変えなくてはなりません。
仕事をしながら少しづつやっていくつもりです。

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[ 2016/01/20 21:23 ] ソフト関係 | TB(0) | CM(0)

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